ダイエットに最も重要なのは、ランニングでも食事制限でもありません。
それらのアクションを大きく左右するメンタリティが最もモノを言うという事実を、ダイエッターのみなさんは理解しておくべきでしょう。
ダイエットの継続に、モチベーションの維持やそれを支える励みは不可欠であると心理学などでも明らかにされています。
今回はプロのインストラクターや研究結果から効果があると言われている、ダイエットする上でメンタリティを整えると言われる習慣をご紹介します。
上手に自分の気持ちをコントロールし、ダイエットを成功に導きましょう！

1.毎日5分、鏡で全裸チェック

既に有名すぎる習慣かもしれませんが、自宅の全身鏡の前に全裸で5分立つだけです。こちらは加圧トレーナーに教わった習慣です。
自分の体のどこかしらに納得がいっていないからダイエットをしているわけで、なのに自分の体に向き合うなんて初めはかなり苦痛が伴うでしょう。
しかし、自分が特に絞りたいと思う部位を子細に眺めているだけで、日を追って不思議と肉が落ちていくんです！これは本当。
鏡を眺める時間が長い女性ほど美しいのと同じ原理です。ウエストのたるみやくびれ、ヒップ、二の腕やアゴ周り等々。
自分のボディラインを意識することで、また頑張ろうと思うことができるだけでなく、少しずつの変化に喜びを感じられるようになりますよ！

2．理想の体をイメージトレーニング

是非、1と併せて行っていただきたいのは、理想の体をイメージすること。こちらもメンタリティの王道です。
自分がダイエットを経てなりたい姿に近いものを、毎日ひたすらインプットするのです。雑誌の水着グラビアでもモデルのランウェイ姿でもいいでしょう。
ここでも特に意識すべきは、気になる部位をどんな見た目にしたいかということ。
現状の自らの姿と照らし合わせて、あとどれくらいの努力が必要か明確になっていきます。もちろん、理想の体に近づいたと気づく日には大きな達成感を得ることができるでしょう。

3.体重・体脂肪率の記録

「レコーディングダイエット」として世の中で有名なダイエット。自分の体重と体脂肪を毎日記録するだけという手軽さがヒットしましたが、心理学的にも非常に理にかなった手法です。
この場合はグラフ化するのがベスト。ビジュアル的に減量したかが一目瞭然ですから。
ダイエットのモチベーション維持には、毎日のフィードバックが欠かせないとされています。
具体的に数字で減量したという動かぬ証拠を知るのは、次のアクションへの意欲を高めることが実証されているのです。
もちろん、ダイエットがスランプに陥ると体重計に乗るのも辛いでしょう。必ず誰でもそういう時期があります。
長い目で見るとそれも必要なのです。そんな時でも冷静に数字を見つめて、何か悪影響を及ぼす行動がなかったかと要因をつぶすのに役立つと前向きに考えてくださいね。

4.ダイエットを楽しみ喜ぶ

ダイエットをしている自分、ダイエットのための毎日、それによって痩せること。

これらを楽しめるかどうかが、ダイエットを成功に導く鍵となります。そのために、自分の「ツボ」を知ることが大切です。
あなたは何が一番嬉しいでしょうか？体重などの数値なのか、ワンサイズ下の服を着れることか、上手にカロリー計算した献立が出来上がったときなのか。

些細な「楽しい嬉しい」体験を、準備してあげてくださいね。
また、楽しくダイエットするためには近しい人との励まし合いが大変効果的です。
友人やパートナーと一緒にダイエットに取り組むと、挫折しそうな日も「もう少しやってみよう」と思えるのです。

5.本当に今これが必要かを問う

ダイエットには食生活のコントロールをいかにするかも重要です。
ちょっとした間食やお腹がきつくても手を伸ばしがちなデザート、もう一杯のビール。それから買い物時につい買いだめしてしまうことなどは、ダイエット中の行動にふさわしくありません。
そこで、「私は今、本当にこれを食べることが必要なのか？」を毎回自分に問いかけてみましょう。
必要な栄養素は摂るとして、余剰なお菓子などはこれでかなり抑制できますよ。もちろん過剰な我慢は禁物です。ストレスによる暴飲暴食を招きかねませんので。
また、食材のお買い物は満腹時に行う、そもそも食べる時によく噛むなども意識すれば立派なダイエットになりますよ。